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The Dockendale IODA Asian Sailing Championship 2003

Japan National Team

秋山福夫氏の海外遠征アドヴァイス

以前から親交の深かったインド・カデット協会のラビ・アフージャ氏を
ご紹介くださいました。又、ベテラン・セーラーからの、海外遠征の
体調の整え方を伝授くださいました。

インド遠征・諸注意

下痢対策

日ごろから、適度に不衛生な環境になれること。
インドでは必ず下痢すると思って、出かけた方が良い。

水はペットボトルを飲むべし。歯ブラシもミネラル水で。コップを洗った
水も心配なので、紙コップ持参が望ましい。

ピル(抗生剤)は体調がちょっとおかしいと思ったら、早めに飲むこと。
少なくとも、人数×日数×3回は持参すること。

食べすぎによる下痢の心配。
インドではあらゆる宗教に対応するために、牛肉なし(ヒンドゥー)、豚肉なし
(イスラム)、ベジタリアン用と、山のように食事が出てくるので、
全部食べようと思わないこと。特に飛行機の中の食事は食べのこすように。
空港に着いた時に、ちょっとお腹がすいてるくらいがベスト。
好きなものだけを食べるようにしましょう。

時差(3時間半)、気温差(日本は冬、インドは夏)により、
体調をくずしやすいので、必ずアーリー・アライバルすること。
下痢を終わらせてから、レースに臨むべし。

飛行機は日本人にあった食事を出してくれる航空会社を選ぶこと。
例えば、インド航空でエコノミーだと、インド式の食事しか出ません。
日本航空、シンガポール航空だと、エコノミーでも安心。

暑さ対策

インドの1月は日本の夏。湿気も気温も高い。

日向をできるだけ避ける事。セールセットなども日陰で。

日中、時間が空いたら、必ずホテルの部屋に帰って、シャワーや
エアコンで体を冷やす事。

「セーリングって言うのは、
五感(見る、聞く、嗅ぐ、
味わう、触る)を越えた
ところが面白いスポーツ。
セーリング理論は中学2年
くらいで、易々と覚える事
ができます。
もっと、右脳を使って
乗って欲しいネ
。」

OPセーラーへの一言

現地の人は、日焼けによる疲労を防ぐために、長袖を着用している。